先月の末、NC700Xにプリロードフォークキャップアジャスターを取り付けたのですが、ポン付けのままではプリロードがかかり過ぎてよくありませんでした。
通常はプリロードアジャスターを装着する際にカラーをカットし、プリロードをかける方向、抜く方向の自分の好みに合わせた状態に長さを調整して装着するものということをコメントで教えていただきました。
そしてストローク感を増やすには油面をちょっとだけ下げたほうがいいとのことでした。
コメントをいただいた皆さん、ありがとうございます。
そこでカラーをどうするかということになりますが、ノーマルにはいつでも戻せるようにしておきたいので代用品を考えていました。塩ビパイプをと思っていましたが、ホームセンターにいってみるとステンレスのパイプが1本910cmのもので1,480円だったのでステレンスパイプに決定。サイズもノーマルのスプリングカラーと同じ外径32mmのものに。
カットしてもらうのに1カット40円。3パターン分カットしてもらいました。
ノーマルスプリングカラーは15cm。とりあえずノーマルフォークキャップ装着時の状態にしたく、かつ、プリロードをかけると抜くの両方で試したかったので、アジャスターの刻みの真ん中にセットした状態でキャップのネジの終わりから円盤の終端までを計測し、カット量は1.7mmに決定。
ということで13.3cmと前後に4mmずつ増やす、減らすの13.7cm、12.9cmも作成。プリロードをかける、抜くの量を増やしたい時用も作ってみました。
長くなりましたが、 こんな感じ。写真は13.3cmのもの。
そして目盛りがついた注射器と耐油ホースも購入してきたのでフォークオイルを2mlほど抜いてみました。
取り付けに際しても、トップブリッジ割り締めボルトを緩めてから取り付けしたのでフォークをはずさなくても作業できました。
上、ノーマルスプリングカラー
下、プリロードアジャスター+13.3cmカラー
取り付け後、近所を10kmほど走行してみました。フロントフォークの硬さはノーマルキャップとオーリンズを入れた当初になりました。そして油面を下げたのでストローク感もでたような。
とにかく作業前よりは断然乗りやすくなりました。フロントの車高が上がっていたのも下がりました。
もう少し乗りこんで、アジャスターも調整してみようと思います。
Dzell DL-01 バイク用LEDフォグランプ 【PR】
今回ご紹介する「Dzell DL-01 Motorcycle LED Light」はなんと当ブログ初のコラボ企画でして、モニターとして製品をいただいております。
これから数回に分けて取り付け方法や使用感などをアップしていきたいと考えていますのでよろしくお付き合いください。
Dzellは韓国のソウルにあるバイク用オプションパーツの製作会社です。
http://www.dzell.co.kr/index.html
NC700用ラジエターガード、サイドスタンドエクステンションも製作販売しています。
Dzellの日本向け案内と購入方法
Dzell information for Japan(wordファイル)
円安のため価格改定があるそうです。改定の連絡があるまでファイルへのリンクを切っておきます。
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レポ楽しみにしてました(嬉)
返信削除素晴らしいです! ホムセンでのサスパイプ購入とサイズ
カットは名案ですね。 この方法なら誰でもやれそうですね。
オイル量増減によるストローク感の確認方法は、サイドスタンドも
はずして、Fブレーキを掛けながら思い切り前後にピッチングさせて
みると、ストローク量が体感できます。 更に定量的に知るには、
Fフォークに約1cm幅の紙のワッパを作り、はずれないように
セロテープで止めてやれば、上記方法でストロークさせるとボトム方向
の上限値が分かり、その値をスケールで計ればバラツキはあり
ますが、ストロークの目安は分かります。 オイル量が万一、標準
より僅かでも多めの時は、明確にストローク感がなくなり、この
上限値がはっきり分かるほどワッパの位置が低くなる筈です。
それに、もう一点、アジャストボルトを締め込む時、センスタ
立ててフロントに荷重がかからない状態で締め込むと、エアー
サス効果がより出て、サグ値が小さくなり、よりストローク感が
増えます。 ただし、サイドスタンド駐車したり、2~3日乗ると
微妙にエアーが抜けてきてサグ値も元に戻るようです。
ただ、人によってはこのエアーサス効果が、フワフワして
嫌いな方も少なくないようですね。
エコさん、楽しみにしていただいてうれしいです。
削除苦肉の策でしたが、何とかなりました。
ストロークチェック、やってみますね。エアサス効果も試してみます。
連続ですみません。
返信削除曲がり易さについて、お節介ですが少し述べさせてください。
曲がり易さとキャスター角、トレール量は密接な関係がありますが、
計算したところ、標準よりFサスを下げたり、Rサスを上げたり
して、前後に合計21mm差を付けると、計算が間違ってなければ、
キャスター角が1度立ち(27度→26度)、トレール量が6.3mm縮小(110mm
→103.6mm)します。
このクラスのロードモデルとしては、NCのトレール:110mmはかなり
大き目だと思います。(←他ロードモデルのトレールは95~105mm)
もし、フルパニア装着時やタンデム時に、曲がり難さに不満を感じて
おられたら、Fフォークの突き出しやRサスリングナットのイニシャル強化
により、上記のキャスター角を僅か立てればトレール量を3~6mm縮小
させることができ、驚くほど曲り易くなります。
私のXはFサスは10mm突き出しし、Rサスは1回転回して、
約5mm後部車高を上げてますので、キャスター角が0.6~0.8度
立って、トレールも110mm→約105mmになり、とても軽快に曲り
易くなりました。 デメリットと言われる高速直進性の悪化や
低速時の切れ込み等はこの程度の調整では全く変化は感じ
られません。 もちろん、自己責任ですが、Fサスをこれだけ
調整されるのであれば、この調整は簡単にできると思います。
連投、大歓迎ですw
削除そうですね、車体のディメンションは曲がりに影響大ですよね。
まだそこまでは手を出していませんが、フロントの突き出しはやってみようと思っています。
アドバイス、ありがとうございます。参考にしますね。